浮気をする女性心理
浮気をしてしまったという女性、不倫願望のある女性が最近、増加していると様々なメディアからでも聞かれています。
確かに探偵という職業をしていると夫からの依頼による妻の浮気調査が増えているのは紛れもない事実なのです。
雌は動物学的に言うと繁殖期や子育て期が終わると別の雄とも交際し再び別の種を貰うという場合が多いのですが、もちろん一生を共にする動物もいます。
女性が動物学的にはどうなのかは正直、一介の探偵には判りません。
確かに結婚という法律の枠の中では浮気は不貞行為として男女ともに禁止されており、世界の中には刑事罰として罰則も設けられている国もあるくらいですから国際的道徳にも人間的には許せない行為なのでしょう。
女性が浮気に走る心理の中でもっとも多いのが男性の魅力なのかもしれません。
夫以上に男性としての魅力を感じてしまった、夫には持っていない男性の魅力を感じてしまったなど外見ばかりか内面的にも大きく左右されるだけの大事な部分があるのかもしれません。
しかし、婚姻関係を継続している中、夫以上の何かを感じ取り、心の中だけでの精神的なものではもの足りなかったり、押さえきれずに行動に移してしまった結果が浮気という行為になってしまうのです。もちろん男性の魅力には容姿、体力、財力、権力、包容力なども含まれます。
女性の浮気が増加したのはやはり社会に進出した事が大きな要因でしょう。
夫以上に一緒に過ごす時間が増えた事が起因とされます。
また専業主婦でも子供の学校や塾の先生からかかりつけのお医者様、更に通っている美容院やカルチャー教室やスポーツジムのインストラクターと個人的な悩みを相談する内にというケースも増加しています。
浮気についてもまず周りの女性は夫の浮気には批判的な言動を続けます。しかし、同姓である女性の浮気には余程の事が無い限り擁護した発言をしてきます。
「妻が浮気に走ってしまった原因は夫にある」と。確かに夫にも妻が浮気した原因はある事が多いのかもしれません。
しかし。浮気という違法行為において正当性を主張することはできません。そもそも理性を持っていればなかなか浮気をするという行動には移せないはずです。
女性が特定の男性と初めて浮気をしてしまった。夫を裏切った悔恨よりもその浮気した男性との今後の関係に不安になっている人が多いと聞きます。
そして会う機会を重ねる程にその男性にのめり込んで行くみたいです。
どんな状況であれ、浮気という状況に将来はありません。探偵による浮気調査で浮気の事実が判明すると証拠も残り、不利な状況が増すばかりです。
浮気や不倫をしてしまう状況に良い点を見出すことは困難としか言いようがないでしょう。
やはりきちんとけじめを付けて今の夫ときちんと離婚してから別な男性へと進むべきなのです。これが現状、夫婦間の最低限のルールなのですから。
子供のために離婚しないなんていう人もいますが、それは返って子供にとってはマイナスに働くことが多いです。
夫婦関係が上手く行っていない両親の元では子供にも大きな将来のリスクを背負わせることにもなりかねません。
子供というのは非常に敏感で多感です。両親の不仲が子の成長に大きな影響を与えてしまうのです。
両親がきちんと話し合い、けじめを付ける為に探偵の調査が行われている現状もあります。
結果、子供の将来にも大事なことかもしれません。特に小さな子供の場合は親権の問題もあります。
離婚するにしても自分たちのことではなく、子供を第一に考えた離婚をしてほしいものです。
自分の身がかわいい気持ちはもちろんわかります。しかし、子供を育てるということは、自らを犠牲にすることと切り離せないように思うのです。
子育てよりも自分の欲望を優先した結果、子供が不幸になってしまった、という想像をしてみればよいのです。